車のポジションランプが消えない原因と問題解決に向けた対処方法

1. ポジションランプが消えない原因
   1. ポジションランプの消し忘れ
   2. パーキングランプをONにしてる
2. ポジションランプが消えない場合の対処法
   1. スモールスイッチの確認
   2. パーキングランプの点灯確認
3. トラブルを回避するためにできる対策
   1. まずはスイッチ類を先に消すこと
   2. 壊れる前にスイッチを交換する
4. 記事のまとめ

 

ポジションランプが消えない原因

まずはポジションランプが消えない原因について

ポジションランプが消えない原因は

大きく分けると２つが関係しています。

ポジションランプの消し忘れ

1つ目はポジションランプの消し忘れです。

よくあるパターンとして、スモールスイッチを消し忘れるという点が挙げられます。

最近の車では仮に消し忘れたとしても、

・エンジンOFFで強制的に消える
・警告音で知らせる

パーキングランプをONにしてる

2つ目としてパーキングランプをONにしている点です。

パーキングランプは、ポジションランプと連動して作動するパーツの事です。

駐車灯とも呼ばれ、本来の目的は

後続車もしくは対向車に停まっていることを知らせる目的。

仕組みとしては、パーキングランプをONにする
事で電気が流れポジションランプが点灯します。

手順としてパーキングランプON→ポジションランプが点灯なので、スモールスイッチと同じです。

ただし違う点は、どのタイミングでも
点灯ができると言う事。

例えばエンジンOFF状態でも、パーキングランプをONにしていればポジションランプが点灯したままになると言う事。

そのため、スモールスイッチ同様に消し忘れたのをトラブルと勘違いするという訳です。

ポジションランプが消えない場合の対処法

合わせて次は実際に、原因が起きた場合に出来る
対処方法について見ていきましょう。

対処法としては、

・スモールスイッチの確認
・パーキングランプの点灯確認

２つを実践しましょう。

スモールスイッチの確認

まずはスモールスイッチ。スモールスイッチは
ウインカーレバーと同じ位置。

ウインカーレバーが上下に切り替えるのに対して、スモールスイッチは手前の赤丸部分を切り替える事でON/OFFができます。

・1回切り替えるとポジションランプが反応
・2回切り替えるとポジション＋ヘッドランプが反応

ON/OFFで切り替えた際に反応があれば、
スモールスイッチが原因の可能性が高いです。

パーキングランプの点灯確認

もう一つはパーキングランプの点灯確認。

パーキングランプは、メーターフード付近もしくは運転席側ダッシュボード付近に取り付けられていることが多いです。

先にスモールスイッチで試した時に消えない状態なら、パーキングランプで対処できる場合があります。

順番として、スモールスイッチの消灯を確認→パーキングランプの確認というように順を追って確認する事で対処する事ができます。

トラブルを回避するためにできる対策

合わせてトラブルを回避するためにできる対策について。

トラブルを回避する対策として、
スイッチ類を先に切る事で回避できます。

まずはスイッチ類を先に消すこと

車のエンジンを先に切るとスイッチを
消し忘れるわけですから…

先にスイッチ類を消すことでトラブルを未然に防げます。

スイッチ類が消えなくて焦る気持ちもわかりますが、まずは落ち着いて確認を心がけましょう。

壊れる前にスイッチを交換する

もう一つは壊れる前にスイッチを交換する事です。

スイッチ自体が壊れても消えなくなるので、
壊れる前に交換をすることで対策ができます。

10万キロを目安に交換するのがおすすめだね。すぐに壊れるパーツじゃないけど、基本は消耗品だからある程度距離で目安にするとおすすめ。

ただスイッチを使う頻度でも変わるので、
車に合わせて対応するといいでしょう。

記事のまとめ

以上、ポジションランプが消えない原因と対処方法について紹介しました。

今回の記事のおさらいです。

記事でもわかる通り、ポジションランプが消え
ないのには何かしらの原因があります。

原因がわからない＝後回しにしたい気持ちもわかりますが…

エンジンを切っても消えない事で、少しづつバッテリーの電気が消費され最終的にはバッテリー上がりの原因にもつながります。

そのため原因を放置するのではなく、突き止めた上で対処する事が大切です。

消えないのには何かしら原因があるので、症状に今悩まされている方は是非確認してみてください。