車に乗っていると一度は目にする事のあるポジションランプ。
ポジション(スモール)ランプは車で使われる灯火類の一つで、主に夕間~夜間にかけて点灯する事が多いバルブです。
ただそんなポジションランプには実は種類があり、事前に知っておかないと交換の際に間違ったバルブを選びかねません。
そこで弊社suparee(スパリー)では
✅バルブの種類
✅バルブの見分け方
✅2つの兼用性について
それぞれ順を追って解説していきます。
ポジションランプに使われるバルブはT10・T16の2種類
まずポジションランプの種類について。
ポジションランプには主に
・T10バルブ
・T16バルブ
2種類のバルブが使われており、T〇形状は差込口がコの字の形になっているのが特徴です。
他にも種類によって大きさが異なります。
T10バルブ
T10バルブは直径が10㎜なのが特徴で、複数ある
バルブの中では比較的小さい部類に含まれます。
主にポジションランプ・ルームランプ・ナンバー灯に代用できます。
T16バルブ
T16バルブは直径が16㎜なのが特徴で、複数ある
バルブの中では10mmの次に大きいサイズです。
主にバックランプ・ハイマウントストップランプに代用できます。
2つのバルブの見分け方について
続いて2つのバルブ(T10・T16)の見分け方について。
バルブを見分ける場合は、形状や
パッケージの確認2つの方法で実践しましょう。
まず形状ですが、先にも言ったようにT10・T16は直径が10㎜と16㎜で多少の違いがあります。
そのため、直径によって見分ける
のも一つの手です。
またパッケージに〇〇㎜や○○用と記載があるので、購入前に確認して見分ける事も出来るので参考にしてみましょう。
T10・T16バルブの兼用性について
最後はT10・T16バルブの兼用性について。
結論を先に言えば『取り付け自体はできる』と言うのが正解です。
というのもT10・T16バルブどちらも直径が違うだけで、差込口のコの字部分はサイズが同じためです。
直径は矢印の箇所。差込口は赤丸部分。
画像で見てもわかる通り直径に関してはサイズが
違うのがわかりますが、差込口に関しては同じです。
そのため、取り付け自体はできるという結果になります。
ただ、気を付けていただきたいのが取り付け自体はできるだけ。レンズに収まるかは車種ごとに違うので別問題となります。
例えばT10タイプaとT16タイプbがあった場合。
T10タイプaはT10に合わせた取り付け口になっているので、10㎜のバルブは収まりますがT16だと大きすぎてはまらない場合があります。
逆にT16タイプbはT16に合わせた取り付け口になっているので、サイズの小さい10㎜でも収まります。
つまりは
・T10⇒T10はできてもT10⇒T16はできない
・T16⇒T16・T16⇒T10なら両方できる
と言う事ができる訳です。
結果としていうなら条件次第で兼用性はあると言えます。
記事のまとめ
以上、ポジションランプの種類や兼用性について解説しました。
記事をおさらいすると
・ポジションランプランプは2種類(T10とT16)ある
・違いは直径の大きさ(10㎜と16㎜)
・見分ける場合は形状やパッケージを確認するといい
・兼用性に関しては車種次第となります。
基本的にT10が使われることが多いですが、
車種によってはT16が使われることもあります。
また見分ける場合には形状の違いやパッケージを確認すると、探すときに失敗するリスクを減らせます。
その際に『兼用性ってどうなんだ』と思う方もいますが、レンズに収まる範囲であれば使い分ける事ができます。
例)T10⇒T16は× T16⇒T16は〇というように。
このように知っておくだけでも今後に活かせるので参考にしてみてください。
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