ナンバー(番号)灯が消えない車の原因と問題解決に向けた対処方法

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エンジンを切ったのにナンバー灯が消えないんだけど。どんな原因があるの?実際に起きた場合はどう対処すればいい?

 

こんな悩みはありませんか?

同じ車に長く乗り続けると、気づいたらナンバー(番号)灯が消えなくなったという事例がたまにあります。

本来のナンバー灯なら

①スモールスイッチONで点灯
②スイッチOFFもしくはエンジンを切ると強制的に消灯

と言う流れが主となります。

ですが手順通りにやっても消える気配もない。

消えない=放置するとバッテリーが上がる危険性も考えられます。

弊社ではそんな悩みがある方向けに

ナンバー灯が消えない原因
対処方法
防ぐ為に出来る対策

上記の順を追って解説していきます。

これから先に起こった場合の参考にもなるので、この機会に覚えてみましょう。

 

  1. ナンバー灯が消えない原因
    1. スモールスイッチの消し忘れ
    2. パーキング(P)ランプがONになっている
    3. 漏電している
  2. ナンバー灯が消えない場合の対処法
    1. スモールスイッチの確認
    2. パーキングランプの点灯確認
    3. 漏電箇所を直す
  3. トラブルを回避するためにできる対策
    1. まずはスイッチ類を先に消す。次に漏電確認
    2. 壊れる前にスイッチを交換する
  4. 記事のまとめ

 

ナンバー灯が消えない原因

ナンバー灯が消えない原因は、

・スモールスイッチの消し忘れ
・パーキングランプをONにしてる
・漏電している

大きく分けると3つが関係しています。

スモールスイッチの消し忘れ

1つ目はスモールスイッチの消し忘れです。

よくあるパターンとして、スモールスイッチを消し忘れるという点が挙げられます。

スモールスイッチ=エンジンOFFで
強制的に消えると思われがちですが…

それ以前の車だと点いたままの場合があります。

なので忘れた場合にそのままエンジンを切ってしまうと、ナンバー灯は消えずについたままの状態になります。

結果、消し忘れをトラブルと勘違いするというパターンです。

 

パーキング(P)ランプがONになっている

2つ目としてパーキングランプをONにしている点です。

パーキングランプはスバル車や1部の
車に取り付けられていたパーツです。

ONにする事で強制的にスモールランプを点灯させるというものです。

逆に消灯する場合はOFF(手前)にする必要があります。

 

漏電している

3つ目は漏電の可能性です。

漏電は名前の通り電気が漏れる事。つまりは本来のルートを外れて電気が流れる現象をいいます。

たとえば本来の目的がイルミ電源と仮定した場合。

・イルミ電源はスモールスイッチをONにする事で電気が流れる。
・逆にOFF状態では電気は流れない仕組みです。

しかし、スイッチのON/OFFに関係なく
常に電気が流れてしまう。

この現象が漏電です。

今回の場合は常に電気が流れる=常時電源となるため、エンジンを切ってもナンバー灯は消えなくなります。

 

ナンバー灯が消えない場合の対処法

 

合わせて次は実際に、原因が起きた場合に出来る
対処方法について見ていきましょう。

対処法としては、

・スモールスイッチの確認
・パーキングランプの点灯確認
・漏電箇所を直す

3つを実践しましょう。

スモールスイッチの確認

まずはスモールスイッチ。スモールスイッチは
ウインカーレバーと同じ位置。

ウインカーレバーが上下に切り替えるのに対して、スモールスイッチは手前の赤丸部分を切り替える事でON/OFFができます。

・1回切り替えるとナンバー灯が反応
・2回切り替えるとナンバー灯+ヘッドランプが反応

ON/OFFで切り替えた際に反応があれば、
スモールスイッチが原因の可能性が高いです。

 

パーキングランプの点灯確認

もう一つはパーキングランプの点灯確認。

パーキングランプは、メーターフード付近もしくは運転席側ダッシュボード付近に取り付けられていることが多いです。

先にスモールスイッチで試した時に消えない状態なら、パーキングランプで対処できる場合があります。

順番として、スモールスイッチの消灯を確認→パーキングランプの確認というように順を追って確認する事で対処する事ができます。

 

漏電箇所を直す

・スモールスイッチ
・パーキングランプ

2つを確認しても異常がなくナンバー灯はまだ消えない。

こんな時は先ほど言ったように漏電を疑いましょう。

エンジンOFF状態でナンバー灯に関連する
箇所を検電テスターでたどっていきましょう。

エンジンOFF状態でテスターが反応すれば、その箇所が原因の元となります。

原因が漏電だった場合の対処としては、漏電箇所を完全に治すことで対処ができます。

例えば

・配線が傷ついて被覆がむき出し
・配線が切れかかった状態

漏電箇所がこのような状態なら、配線自体ははんだづけや
配線をギボシなどで繋ぎなおす事で治せます。

もう一つの水気に関して。

被覆がむき出しの箇所が水に浸かる事で漏電に
なる訳ですから、一緒に水気も拭き取る必要もあります。

・剥き出しの銅線
・水気のある箇所

2つを解消する事ではじめて感知となります。

とはいえ必ず漏電だけとも限らないので、まずは順を追ってそれぞれ可能性を実践してみましょう。

 

トラブルを回避するためにできる対策

合わせてトラブルを回避するためにできる対策について。

トラブルを回避する対策として、
スイッチ類を先に切る事で回避できます。

まずはスイッチ類を先に消す。次に漏電確認

車のエンジンを先に切るとスイッチを
消し忘れるわけですから…

先にスイッチ類を消すことでトラブルを未然に防ます。

スイッチ類が消えなくて焦る気持ちもわかりますが、まずは落ち着いて確認を心がけましょう。

 

壊れる前にスイッチを交換する

もう一つは壊れる前にスイッチを交換する事です。

スイッチ自体が壊れても消えなくなるので、
壊れる前に交換をすることで対策ができます。

ちなみにどのくらいで交換するのがいいの?

10万キロを目安に交換するのがおすすめだね。すぐに壊れるパーツじゃないけど、基本は消耗品だからある程度距離で目安にするとおすすめ。

ただスイッチを使う頻度でも変わるので、
車に合わせて対応するといいでしょう。

 

記事のまとめ

以上、ナンバー灯が消えない原因と対処方法について紹介しました。

 

今回の記事のおさらいです。

ナンバー灯が消えない原因は大きくわけて2つ
スモールランプの消し忘れ
パーキングランプをONにしてる
漏電
ナンバー灯が消えない場合の対処法
・スモールスイッチの確認
・パーキングランプの点灯確認
・漏電箇所を治す

 

トラブルを回避するためにできる対策
・エンジンOFF前にスイッチ類を先に切る事
・壊れる前にスイッチを交換する

記事でもわかる通り、ナンバー灯が消え
ないのには何かしらの原因があります。

原因がわからない=後回しにしたい気持ちもわかりますが…

エンジンOFFでも消えない事で、少しづつバッテリーの電気が消費され最終的にはバッテリー上がりの原因にもつながります。

そのため原因を放置するのではなく、
まずは突き止めた上で対処する事が大切です。

なので、これからもし車に乗る中でナンバー灯が消えない現象に陥った際には、上記の原因を1つ1つ確認した上で原因を明確にする。

突き止めた原因を正しい方法で対処するといった順で実践してみましょう

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